
先日、東京都町田市にて近代経済史を中心とした歴史の専門書を出張にて買い取らせていただきました。
ご依頼くださったのは、以前に当店をご利用くださったお客様からのご紹介とのこと。今回はご遺族の方より、故人の蔵書整理としてご相談をいただきました。
一口に歴史書といっても、その対象は多岐にわたります。なかでも「経済史」は専門性が高い反面、古本市場では比較的動きがゆっくりなジャンルとされています。市場での落札価格が伸びにくく、需要も一部の研究者や専門読者に限られるため、一般的な流通にはなかなか乗りづらい傾向があります。
それでも当店カネシバ書店では、経済史や産業史といった歴史のサブジャンルの取り扱いも多く、これまでの経験と蓄積に基づき、できるかぎりの査定をさせていただきました。今回のご蔵書は600〜700冊ほどと、それなりの分量でしたが、お客様のご期待を上回る査定金額をご提示できたかと思います。
今回お売りいただいた主な書籍の一部を抜粋してご紹介いたします:
- 『日本産銅業史』
- 『戦時体制下の金融構造』
- 『明治の機械工業 その生成と展開』
- 『日英経済関係史研究 1860〜1940』
- 『炭鉱の労働社会史 日本の伝統的労働・社会秩序と管理』
- 『八幡製鐵所史の研究』
- 『近代日本糖業史 上・下』
- 『住友本社経営史 上下』
- 『スコットランドの都市 英国にみるもう一つの都市形成の文化史論』
- 『新興コンツェルン理研の研究 大河内正敏と理研産業団』
- 『近代日本製紙業の競争と協調 王子製紙、富士製紙、樺太工業の成長とカルテル活動の変遷』
上記のように、戦前期の経済政策・金融構造・産業組織といったテーマを扱った書籍が中心で、内容の密度・資料的価値ともに高いものも多かったです。
カネシバ書店では、このような学術的価値の高い専門書を一冊ずつ丁寧に評価し、必要とされる読者へと橋渡しすることを心がけて古本の価値を見極め、必要とされる場所へと届ける。それが当店の姿勢です。
歴史・経済史関連の古本買取、ご相談ください
今回のように、近代経済史や産業史の文献をはじめ、歴史学・政治史・宗教史・法学史・哲学史など、歴史に関する専門書の買取を多数承っております。
専門性の高い古本のご整理をお考えの際は、ぜひ一度カネシバ書店までご相談ください。
出張買取・宅配買取、持込買取いずれにも対応しております。
